ふすまの集い(令和6年~)

「令和7年度ふすまの集い」

 10月18日(土)山形国際ホテルにて「ふすまの集い」を開催しました。
 今年度は、昨年度まで個別に開催していた「講演会」、「ティーデマン・ふすま賞授与式」、「懇親会」を一体的に開催しました。

《講演会》
 講師は山形大学理学部卒で本会会員である、海洋生物写真家の高橋怜子さんです。
 高橋講師からは、「今、考える人生」の演題で、ご本人のプロフィールや、大学卒業後、半導体のエンジニアから海洋写真家に転身した経緯、ナショナルジオグラフィクの写真コンテストにおいて、日本人初のグランプリを受賞した写真を映写しながら、現在、世界各地の海洋で活動されているお話などをご講演いただきました。講演後には、日本国内における海洋生物写真の状況や、写真家として、昨今の形成AIをどう考えるかなど参加者との活発な意見交換がなされました。

《ティーデマン・ふすま賞授与式》
 本年度の「ティーデマン・ふすま賞」は中村陽さん(平成7年3月人文社会学部卒業)「気候移民対応の行方」、佐藤杏樹さん(平成7年3月大学院理工学研究科博士前期課程修了)「可視光高速測光装置IMONYのASICシステムらおけるIPGA処理系の開発」の2名が受賞されました。
髙橋会長が賞を授与するとともに、受賞者2人からの挨拶がありました。
ご受賞おめでとうございます。

《懇親会》
 当日は、玉手学長、森岡人文社会学部長、並河理学部長など多くのご来賓もいただき、77名の参加がありました。
 開会に先立ち。山形大学混声合唱団による学生歌「みどり樹」などの合唱が披露されました。
 玉手学長の祝辞のあと、遠路札幌から参加いただいた第一回ティーデマン賞受賞者でもある紺谷友昭さん(文理10回)のご発声で乾杯がなされ、懇談へと進みました。
 北海道、東京、茨城、岩手、仙台など全国から会員が参加するとともに、11名の現役学生の皆さんからも参加いただくなど、学生会員から文理学部卒の諸先輩まで、広く同窓生の参加を得て、学部時代の話から近況の話題まで、年代や学部・学科を超えて話に夢中になるなど、こころ温まる交流が行われました。
 最後は、今回特別参集の卒業後10年目となる45回卒業生によるユニークなフルーツ締めで締め、盛会のうちに終了しました。
 今回の当番幹事は、人文・理学部22回/人文・理学部38回・39回卒業の皆さんでした。
 ご準備、当日のご対応、お疲れさまでした。
 同窓生の皆様、また、是非来年の「集い」でお会いしましょう。

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