模擬裁判支援

模擬裁判の概要

 山形大学模擬裁判実行委員会では、 年に一度「模擬裁判」という裁判劇の公演を行い、研究成果を東北各地の方々に還元しています。
 山形大学模擬裁判実行委員会は、主に人文社会科学部の学生で構成されており、1年生から3年生を中心とした学生の自主ゼミです。100人前後の学生が所属し、会場の確保、台本・ストーリーの作成、広報活動はもちろんのこと、裁判劇の役者、大道具、舞台メイク、音響や照明に関しても全て学生自身の手で行っています。
 年に一度の模擬裁判という裁判劇の公演で研究成果を発表しています。裁判劇を観ていただくことで、法律を身近に感じ、その時代が抱える社会問題について考えていただくきっかけを作ることを目的としています。
 ふすま同窓会では、当模擬裁判に協賛し、支援を行っています。

令和5年度 第51回模擬裁判

期日:令和5年12月1日(金)、2日(土)
場所:山形テルサホール
テーマ:「男性性犯罪被害」
概要:テーマは、これまで扱いづらいと考えられており、さらに我々人間が、目を背けてはならない「性」という問題にスポットを当て、昨年のうちに決定しました。なかなか表面化していない複雑な背景を明らかにするために、今年は被害者支援センターなど国や県の相談機関や市民活動をされている方等関係各方面への取材を徹底的に行うとともに、直接、被害者の方の声を聞いて、脚本や演技に反映したとのことです。
 さらに、山形地方裁判所や山形地方検察庁の協力、助力を得ながら実施されました。         
 今回の公演は、今年、社会的に男性性被害問題が大きく報道される前にテーマを決定し、準備を進め、挑戦したことを讃えるとともに、今後の活躍にも期待したいと思います。

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